【開催報告】2020 第42回 冬の同志社サロン(講演会)

【開催報告】2020 第42回 冬の同志社サロン(講演会)

「2020 第42回 冬の同志社サロン」が12月12日(土)富山県民会館301号室で開催されました。

コロナウイルスの感染予防ということで、開催時間を午前中、懇親会は無しというスタイルでの開催となりましたが、土曜日の午前から21名の会員にご参加いただきました。

 

10時に西尾裕也幹事(2003・文卒)の司会で始まり、支部長挨拶では坂本博志支部長(1983・商卒)から、最近の母校と校友会の状況、同志社フェアの予定等について報告がありました。

続いての初参加会員ショートトークでは、2020年に卒業したばかりの新社会人 小西鼓子会員(2020・商卒)にスピーチしていただきました。

そしてメインの講演会となりました。

今回は講師に経営コンサルタント(中小企業診断士)としてご活躍の海野進先輩(1972・経済卒)をお迎えし、「課題解決に活かすビジネス・フレームワーク」という演題で講演をしていただきました。

ビジネス・フレームワークと正直あまり聞きなれないフレーズで難しい内容なのかなと思っていました。予想通り内容はそんなに簡単なものではなかったのですが、ビジネス・フレームワークは現状分析・把握をして経営戦略をたてるため、また組織・経営資源を有効活用してマーケティング・販売とった経営活動のために活用すべきツールなのだということがわかりました。また3C分析、SWOT分析等、フレームワークにはいろいろな分析方法があり、どの分析を用いるかについては、いろいろな分析にトライして自社に最適な分析を用いればよいとの説明がありました。個人的には知的資産経営といった手法で、そのなかで知的資産という考えがあり、自社の知的資産を把握、その資産を活かして経営を発展させるといった考え方が私の仕事と通じるものがあり大変参考になりました。

3名からの質疑応答の後、坂本支部長から海野先輩に最近発売になった「富山ブレンド」(富山16蔵元の地酒をブレンドした日本酒)が記念品として贈られました。

その後、会員からの報告として、松井克仁副支部長(1992・文卒)から、ご自身が運営されている「NPO法人 Tスポとやま」が発刊している富山初のスポーツマガジン「Truth」の案内、松井洋幹事長(1991・商卒)から守山雅昭会計(1994・商卒)が立ち上げたクラウドファンディング「越中国守山城址(高岡二上山)復旧・整備プロジェクト」の案内がありました。

例年ならその後は、全員でカレッジソングとチアーを行うのですが、今回はコロナウイルス予防対策ということで残念ながら行いませんでした。

最後は集合写真を撮り、冬のサロンは閉会となりました。

コロナウイルス予防ということで、例年とは異なるスタイルでのサロンとなりましたが、 実際に集まり何気ない会話を交わす場というのはあらためて良いものだと実感したサロンとなりました。来年の予定はコロナの感染状況を見ながらということになりますが、開催の際には多くの会員の皆様にご参加いただき、学びと懇親を深められたらと思います。

 

(副幹事長 中川浩一 1994・文卒)